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今頃何いってんだと言われるかもしれませんが、5月ってレーサーの命日がおおいですね。例えば、1日にアイルトン・セナ(F1)と若井伸之(WGP)、2日にヘンリ・トイボネン(WRC。なお、この時彼のナビゲーターだったセルジオ・クレストも道連れに)、8日にジル・ビルニューブ(F1)といった具合です。今日は、ヘンリ・トイボネンとGr.Bの話をしたいと思います。
彼の悲劇を語る上で必ず出てくるのが、グループBの歴史です。グループBは、当時WRCで使われていたグループ4レギュの代替案として発案されたもので、連続する12ヶ月にベース車を200台生産すればいいことになっており、車屋さんへの負担軽減の節が多いです。当時(1982年)はまだオイルショックが後を引きずっていたんですねえ。ということで、82年はGr.BとGr.4の新旧混走シーズンになりましたが、しょっぱなから大乱戦!4WDの概念をはじめてラリーに持ち込んだアウディは、ハンヌ・ミッコラ、ミシェル・ムートン、スティグ・ブロンクビストのトリオをアウディ・クワトロに乗せて、Gr.4のオペル・アスコナやランチア・ラリー037を粉砕!しかし、奮戦の甲斐なく、ドライバーズタイトルはオペルのワルター・ロールに奪われました。
83年はGr.B車両のみでの競技となり、ランチアとアウディの一騎打ち。最終的に、ランチア5勝、アウディ5勝のものすごいシーズンに。おもしろかったなー。マニュファクチャラータイトルはランチア、ドライバータイトルはアウディのH・ミッコラ。
84年は、前年とは打って変わってランチアの戦闘力がガタ落ちの様相を呈し、ツール・ド・コルセで1勝したのみ。アウディはほかに目立った敵もおらず、シーズン半ばですでにドライバー・マニュファクチャラータイトルを取ってしまい、つまんないシーズンに。まあ、シーズン途中にプジョーが205ターボ16とアリ・バタネンを引っさげて途中参戦した(しかもなかなか強かった)から救われたが。
85年は、プジョーが圧倒的な強さを発揮し、ダブルタイトル。車の外見はもはや車よりも戦闘機に近くなっていきました。1トンあるかないかの車体に600馬力もある強烈なエンジンをのっけて走るBカーは、次第に制御を失い、暴走し始めます。ツール・ド・コルセで、ランチア・ラリー037を駆るアッティリオ・ベッテガが立ち木に激突、事故死。アルゼンチンではプジョーのエース、アリ・バタネンがあろうことか直線でクラッシュ、瀕死の重傷を負います。Gr.Bカーは、すでにパワーのみが先走り、ドライバーの手に負えないような危険なマシンになっていたのです。少なくともここで責任者のFISAが何か手を打っていれば、トイボネンも死なずにすんだ、と考える事もできます。しかし、、熱狂的な観客たちの支持もあり、発展していくWRCの象徴としてグループBはさらに先鋭化していきます。
1986年、前年の最終戦でデビューしたランチア・デルタS4が、85年最終戦・86年開幕戦ともに優勝し、誰もがランチアの復活を予感しました(私もそのひとりです。はい)。しかし、第2戦ではプジョーのカンクネンが優勝。互角の戦いになるのは誰の目からも明らかでした。しかし第3戦、またもや悲劇が起こります。ポルトガルで行われたラリーで、フォード・RS200を駆るJ・サントスが、コースに飛び出した観客を避けようとして観客席(というか人だかり)に200キロで突入し、死者3名、重軽傷者40名以上という大惨事になってしまいます。しかし、前年にベッテガが亡くなり、さらにバタネンが大怪我をし、観客が死傷しても、FISAは根本的な対策を何一つ採りませんでした。
そして、1986年ツール・ド・コルセ(TDC)。初日に圧倒的な差をつけて、トイボネンはラリーをリード。しかし、「このラリーはすべてがうまく行っているのに、何かおかしい。問題がおきたら、きっと死ぬだろう。」と、自らの運命を暗示するような発言を残します。
1986年5月2日、TDC2日目、SS18コルテ・タヴェルナ。スタートから曲がりくねった道を行き、7km前後の地点にある緩い左コーナー。トイボネンは、なぜかそのコーナーを直進し、コースオフ。崖下へ転落したデルタS4は、車体下に燃料タンクを配置する構造と、ケブラー樹脂製のボディー、マグネシウムホイールが災いして、瞬く間に爆発炎上。後続のB・サビーとM・ビアシオンは車を止めて救出を試みたものの、崖の下は木の枝に覆われ、脱出は不可能でした。救援隊がやっとこさ駆けつけた時には、トイボネンのデルタ・S4はすでに骨組みを残して全焼。ヘンリ・トイボネンと彼のナビゲーター、セルジオ・クレストは帰らぬ人となりました。さすがのFISAもことの重大性に気付き、86年限りでGr.Bのホモロゲを取り下げ、86年をもってGr.B時代は終わりを告げたのです。
ヘンリ・トイボネン(FIN) 1956年8月25日生~1986年5月2日没 享年29
セルジオ・クレスト(USA)1956年1月19日生~1986年5月2日没 享年30
合掌・・・
さて、F1カーの新車が続々発表になっている今日この頃ですが、私はついにGT4(グランツーリスモ4)を入手しました!さっそくPS2にセットし、スイッチオン。本作はGT4プロローグから国内B・A級ライセンスの免除、GT3から最大1500万円引き継げるという事ですが、根っからのひまじん・・・じゃなかったGTファンの僕はデータ引継ぎ厳禁!のルールの下でゲームを進めることになりました。クレジット表示の後、恒例のOPM(オープニングムービー)観賞。OPの美しさ、音楽ともにシリーズ最高傑作と評することができるクオリティーです。やっぱT-SQUAREはいいねー。映像の美しさも太鼓判です。これやってたらGT2なんかやってれません。
そして、グランツーリスモモード。最大の変化は、B-specなるものの導入です。これは、簡単に言うと「監督なりきりモード」とでも言うようなもので、車はB-specドライバーに運転させ、自分はピット・・・もといテレビの前で「はーどぷっしゅ」とか「まいぺーす」とか「もたもたせんとはやくぶちぬけ」(笑)とかの指示を出します。B助スキルがまだアップしていない状態で「ハードプッシュ」させてみたらそれこそスピンしてんだかレースしてんだかわからん状況になって監督を激怒させたり、「オーバーテイク」指示を出してなかったばっかりに周回遅れのヤツのケツにくっついてモタついたりして監督の血圧を上げてくれますが、スキルを上げると監督でも手に負えないタイムをたたき出します。たのすぃです。(前作「GT3 A-spec」も、名前からしてB助君がいそうですが、なぜかいません。入れ忘れかな?)攻略もぼちぼち載せていこうと思います。
グランツーリスモ2には、チューニングの一環として「レーシングモディファイ」なるものがあります。要は「車体のカラーリング、デザインを変え、ダウンフォースを調整可能にする」もので、軽量化ステージ3を済ませるとモディファイ可能になるのですが(できる車種とできない車種がある)、そのカラーリングが、実在のレーシングカーそっくりのものが結構あるので、以下、カテゴリ別に列挙してみよう。
スーパー耐久
エスペリア・ジアッラアルテッツァ(青/白 アルテッツアAS/RS系)
5ZigenパルサーGT(青/白 パルサーVZR N1 '98)カッチョいいです。
エンドレスアドバンR34(紺 R34)
ダイシンアドバンR34(銀 R34)
トムスアルテッツァ(カストロールグリーン/カストロールブルー アルテッツァ280)
BP Visco Gamma FD(黒 FD系RX-7)
プーマランエボV(白/緑 ランエボV GSR)
日産プリンス千葉 R34(緑 R34)
ALTIA R34(オレンジ? R34)
スプーン S2000(黄/青 S2000)
Gr.A
カルソニックR32(青 R32GT-R)
BPトランピオR32(黄/緑 R32 Nismoバージョン)
アドバントレノ AE86(アドバンカラー ハチロクトレノ '83年型)
アクシアR32(銀/ピンク/その他 R32)ペンキ玉をぶつけたようなカラーリング。
日産プリンス千葉 DR30(白ベース スカイラインDR30 RS-X)
カルソニックR31(青 スカイラインGTS-R R31)
プーマGTO(白/緑 GTO '92・'95)
ミノルタ セリカXX(白/青 セリカXX)
富士通TEN スープラ(白/青 スープラA70)
WRC
マルティニ・デルタHF(マルティニカラー デルタHFインテグラーレ Evo.)
アリタリア・ストラトスHF(アリタリアカラー ストラトス)
プジョー306 キットカー(白 プジョー306)
ルノーメガーヌ キットカー(青/黄 メガーヌ)
マルボロ サクソラリーカー(赤 サクソ)
カストロールセリカラリーカー(カストロールグリーン ST185/205)
マルボロセリカラリーカー(紅白 ST165)
ランサーEvo.ラリーアート(紅白 エボⅢ/Ⅳ)
パルサーGTi-R ラリーカー(白/紫/赤 パルサー'91)
プジョー206 WRC参戦記念 ショーカー?(白ベース 206ターボ)
JTCC
カストロールアコード(黒/赤/緑 アコードSiR '96)
JACCS シビックEG(オレンジ/緑/白 シビックEG '93)
カルソニックプリメーラ(青 プリメーラ'90モデル)
カストロールプリメーラ(緑 プリメーラ'98モデル)
トムスエクシヴ(紅白 コロナExiV)
その他
ボーダフォンプリメーラ(白/赤/青 プリメーラ'98)BTCCです。
FALKENインプレッサ(緑/青 インプレッサセダンWRX)全日本ラリーです。
ADVANランサー(アドバンカラー ランエボV/ⅥRS)同上。
アルファ155V6TI アルファコルセ(赤 アルファ155)DTMです。
ポリフォニーデジタルS2000(黄/黒/赤 S2000)筑波9耐です。
マーチスーパーターボ ラリーベースカー(白ベース マーチス-パーターボ)ラリーベースカーです。
ところで、この「レーシングモディファイ」なるチューニング、GT3以降はできなくなっています(4からは、ノーマルの段階で可変空力デバイスが付いているスカGやランエボは、ノーチューンでDFの調整ができます)。著作権の問題かと思いきや、ただ時間がなかっただけみたいです。
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